移植について

移植(自家歯牙移植)とは

保存できない歯を抜いた後、その場所へ機能していない歯(親知らずのことが多い)を抜いて植立します。
ただし、全ての場合に移植ができるわけではなく、事前の診査、診断が必要です。

術前 親知らずとその前の歯が虫歯になっています。

 

術直後 親知らずを抜歯し、その前の部位に移植しました。

 

術後5年 移植した親知らずが問題なく機能しています。

症例について

Case1

術前 かぶせ物が取れたまま放置していたために抜歯せざるを得ない状態となってしまっています。

そこで、その奥にある親知らずを移植することになりました。

親知らずを移植した直後の状態です。

歯肉の治りを待ち根管治療を行い、手術から6か月で最終的に銀歯で修復しました。

手術から10年経過していますが、問題が起こることなく良好な経過をたどっています。

Case2

 
 

術前 歯根が破折し、炎症が骨に拡がり、溶けている像が確認できます。

保存は不可能なため、その奥にある親知らずを移植することになりました。

親知らずは歯冠をカットしないと抜けない状態でしたが、歯根は傷つけずに抜けました。移植直後の状態です。

 
 

歯肉の治りを待ち根管治療を行い、最終的にセラミックで修復しました。

診査・診断について

レントゲン撮影、CT撮影、歯の模型や歯ぐきの状態など移植に必要な情報を収集します。

診断の大きなポイントは、移植歯と受容側の適合度、移植歯の歯根形態、歯根膜の量です。

従来の2次元像であるレントゲン撮影に加えて、3次元での診断が可能なCTを撮影することで、より正確で精度の高い診断ができます。

レントゲン撮影

左:レントゲン画像 右:CT画像

模型診断

模型上で、移植する側とされる側の歯の高さ、幅などを計測します。

歯周組織検査

歯と歯ぐきの周りの組織の状態について診査します。

移植には、抜歯と同日に行う抜歯即時移植と日を異に行う抜歯後移植があります。
どちらの方法を選択するかは、症例によって異なります。

ただし、抜歯即時移植は保険適用が認められておりますが、抜歯後移植は保険適用外となりますので自由診療となります。

当院では、どちらの処置が適切であるかを十分診査しましたうえで患者様が納得いただけますよう説明させていただきます。

移植の利点・欠点

利点

  • 自分の歯で噛める
  • ブリッジの為に、歯を削らなくてよい
  • 入れ歯が避けられる

欠点

  • 外科的な小手術が必要
  • 年齢や状態により、長期の予後が落ちることがある(歯根吸収や付着の喪失)
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